たみこはん たみこはんのレシピメモ

2021-07-152021-07-17

津本式(津本氏ご本人仕立ての)真鯛を買ってみた

津本氏ご本人の仕立てで、期間限定だったので思い切って購入してしまいました。送料別・税込で4,300円、およそ2キロの養殖真鯛です。送料含めたらざっくり6,000円くらい。こちらから購入しました
私はいつもは送料・税込で4,650円の鮮魚BOXを購入していますが、内容を比較しても津本式がむちゃくちゃ高いという事もないと思います。鮮魚購入は着日指定ナシで魚の都合に合わせる面もありますが、仕立て済(腐敗に繋がる血や内臓が取り除かれ熟成の為に仕立てられている)であれば、受け取り後ひとまず冷蔵庫に直行でOKなので余裕が出来ます。

津本式ペティナイフも買ったところなので捌くのが楽しみ。

津本式仕立ての養殖真鯛

7月6日発⇒8日到着、冷蔵庫へ

というわけで届きました!宮崎の養殖真鯛・津本式仕立てです。7月6日の10時ごろ発送されているようでしたので、6日にシメて処理して頂いたものと思います。
津本式仕立てのお魚について津本氏が説明している動画これを観てからお買い求めください編 vol.216(youtube)がありますが、まさにそれが届いて感動です。高級感あるラベルもカッコいいです。まずはそのまま冷蔵庫へ。

開封後。たまたまヒレが下に折りたたまれた状態になってしまっていたのだけが残念でしたー。(贈答品利用できる物なので見栄えもね…)
今回は津本さんが勧めている、〝魚食文化を変える・考える!〟為の第一歩、お醤油セットも一緒に購入しています。(*’ω’*)(魚食文化を変えていきたい編 vol.279【究極のだし醤油】

7月10日、切り分けて塩でシメる

血抜きと内臓を取り除いた綺麗な状態です、すごく綺麗!右は頭を取って2枚におろした状態ですが超綺麗です。
振り塩して脱水し、再び冷蔵庫へ。ペーパーでくるんで袋に入れ空気を抜いて保管。
が濡れたら定期的に取り換えるのですが、水(ドリップ)がびしゃびしゃと出てくる事はありませんでした。初期処理による違いでしょうか!

どのように食べるのが一番良いか調べていき、次の記事を参考にさせていただきました。(赤坂氏にて津本式処理された養殖真鯛に関する扱い方・食べ方につき、今回私が購入したものと条件が近いかと。)

コリコリ食感のお造りを楽しみたいのなら、〆て2~4日目にお召し上がりください✨
私は5日目から8日目の炙りが最高だと思います!

因みに赤坂氏の仕立てた白寿真鯛を、津本氏が堪能する動画もあります。こちらも美味しそうですよ。鯛の縁側が旨い件について編 vol.178(youtube)

そんなわけで最終的には熟成⇒炙りで食べるのが良さそうです。今日は半身をお刺身と、炙り刺身と、塩焼きで頂きました。炙りは…網に乗せてガス台であぶってみましたが皮が網にくっついて剥がれてしまった。すぐにバーナーを購入。(ーー;

腹の部分を塩焼きにしてみると、脂がダラダラでてきます。

7月13日、A面の女節を炙り刺身と塩焼きに。(7日目)

バーナー購入しました。頭も綺麗に割れました。(身を食べたら後で出汁を取っておきます。)
今日はカマの塩焼きと炙り刺身。ちゃんと炙れました!!!

7月14日、A面の男節を炙りで(8日目)

炙りました。加減がわかりませんけど。
片面・上半分の身、この量です。切り方がかっこわるいですが、以前よりはマシになってきました。

養殖真鯛の感想/お醤油の感想

養殖真鯛は脂が乗ってとてもリッチな味わい!

養殖の魚の素晴らしさについてある動画で津本氏が話しておられたのを見て興味がありました。今回いただいた真鯛についても恐らく天然ではまずありえないような脂の乗り方だったのだと思います。腹の身をグリルで焼いていると脂のプールができるほどです。(お刺身もこの部分は超大トロ状態)

とはいえ残念ながら我が家ではトロはあまり好まないので、天然真鯛の方が良いかなーと…。(^^;
脂がたっぷりのった大トロを好む方や、ウマい物が好きな若い方には最高の逸品だと思いますよ!

しかし今回はなによりも特に津本式の仕立てによって、普段よりも長めの熟成を楽しむ事ができた事がすごく大きかったです。魚体が大きかった点も熟成に向いていましたし、素人ながら本当に楽しく美味しく頂けました。

究極のだし醤油セットは、楽しい。

一言で言うと、〝楽しい〟ですし、おすすめです。

(1)甘い刺身醤油(2)ポン酢醤油(3)だし醤油、各150mlの3本セットです。ブレンドで遊ぼうと思うと全部一気に開栓すると思いますが、ポンとだし醤油は冷蔵庫保存になるので場所取ります、注意。

1単体、2単体、1と2のブレンド、1と2と3のブレンド…など、割合を変えて試してみましたが、食べていくうち最終的には甘さやフルーツ感から離れたくなってしまいました。これは個人的な好みの問題で、人によって分かれるところだと思います。(少なくとも元々甘い醤油の地域で育ったかどうかで感じ方に差が出て当然かも。)

今回真鯛で試してみて、「甘くない普通の醤油8:だし醤油2+わさび」がとても美味しく感じました。ポン酢はまた別の魚に合うでしょう。でもこのポン酢は柑橘の主張がすごく強いし、甘い醤油の方も本当に強い醤油なので少量のブレンドに留める感じになるかもなあ。魚に限らず他の料理においてもブレンドに使える一番の優秀は、この中ではだし醤油なんじゃないかなーと思いましたが、これについては自作の道もあり、追々チャレンジするかもしれません。(でも今後このだし醤油単体での販売が有るかもしれないらしいので、その際はまた購入するかも!)

最終的に、常備したい調味料がこの3本の中から出ないとしても、このセットを買って味の変化を考える体験をする事はおすすめです。(150mlずつの少量のセットなのも丁度良い!)