【鮮魚BOX】7箱目:高知・九石大敷組合さん
鮮魚BOX取り寄せ7回目、高知の九石大敷組合さんから鮮魚セット約1.5~3kg購入。
今回はなんとあの『津本式血抜き』に挑戦します。ついにここまで来てしまった…ソース用とはちみつ用の2種類のディスペンサーで頭側からと、尾先からの両方の血抜きをします。
結論から言うと、このような貧相な道具でありながら想像より良いレベルで血抜きできたように思います。エラの脇からの注入は、きちんと当てられれば尾から勢いよくピューっと血が吹き出し、また、ノズルがなければ出来ない尾側からの水の注入も、ソースディスペンサーの口を直径1mm程度の小さな口にしておくことでうまくできたと思います。
で、なんでここでこんな風に結果を書いているかというと、満足な写真を残せなかったからです(--; 別途血抜きだけまた撮影してみたいです。
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2021年4月20日(火):高知・九石大敷組合さん
鮮魚セット約1.5~3kg
石鯛1/アジ2/カマス2/サバ2
19日の水揚げののち発送してくださり、翌AM内に受け取ることができました。
前回に引き続き、大物ぞろいです。特に驚いたのがアジの大きさ、普通の流通では目にすることが無いと思います、スーパーには絶対に無いなというサイズ感が写真からもわかると思います。
はじめてのお魚は無いので、じゃんじゃん処理していきたいと思います。(^^*)
大きなサバ・塩焼きと冷凍保存へ
お昼ごはんに塩焼きで食べたいのでまずサバからサバきます、立派なサバです。
こういう作業も手慣れてきました。
どちらも卵をたっぷりかかえていたので、味が少々落ちるかもしれません。こういう感じはもしかして少々身が水っぽいというのでしょうか?
神の塩(サスヱの塩)を振って少々しめてから保管、味を入れたほうが良いので後日煮物にします。
大きなアジ・血抜きして数日冷蔵
大きな鯵です、どちらも卵をもっていました。よくわかりませんがサバといい、この時期はしかたないのでしょうかね。卵をたくさんもって、身が水っぽい鯵を津本式動画で最近見ましたがよくわかりませんでした。身をしめて、味を足せばより美味しく頂けるそうです。
写真がうまく撮れなかったため記録できていませんが、津本式でしっかり血抜きができました。そのため、いつもは到着当日にお刺身パーティーで食べつくしてしまう鯵ですが今回は冷蔵庫で少々寝てもらいます。
おさしみ絶品
2日目の鯵、美味しくいただきました、身が大きいので見た目も豪華に…。写真はありません。美味しかったので…!!(><;
血液の味・臭みなど全くありません。
4日目のお刺身
金曜にお刺身で頂きました、とっても美味しいです!!
半身をお刺身にして、半身を干物に、そして頭とカマの部分をダシにして味噌汁として頂きました。
カマスと石鯛も血抜きしていく
今回の反省または感想
ソース・はちみつディスペンサーでの〝津本式〟精度は魚の形におおきく影響されます。エラの脇に付けた切り口にディスペンサーの口をうまく当てられるかどうかがポイントですが、容器の〝肩〟部分がエラ蓋に当たって入らない場合、大きく開いて突っ込む必要があります。無理に処理をした魚は少し見た目が崩れました、具体的には頭が上をむいた恰好になります。今回の魚の中では石鯛はかなり難しかったです胴と頭ががっちり付いていてエラ蓋は大きく開かないため、ディスペンサーの口が切り口に届かない・うまく密着させられないのです。むりにやろうとすると魚を乱暴に扱う事になります、そんなことしたら商品にはならないでしょうが、家庭で消費するだけなのでまぁ良しということで。
ノズル部分がもうすこし長い物を探すか、容器の形で打開策がないかどうかなど考えてみたいと思います。
もともと〝津本式〟ではホースを使うのですが、中に水を入れて握りつぶせるソフトな素材の容器、その口にホースをセットするという事が出来ると良いかもしれないです。水圧でホースが抜けないしっかりした工作をできるかどうかがネックになるでしょう。ここまでくると、「もう水道分岐しちゃってホースつけろよ」と言われてしまいそうですが、嫌なので頑張ります。